日本生化学会東北支部 支部長 本橋 ほづみ (東北大学加齢医学研究所・遺伝子発現制御分野・教授) 任期:2017年10月1日-2019年9月30日 |
日本生化学会東北支部第85回例会・シンポジウム |
日時:令和元年6 月 8日(土)~9日(日) |
場所:東北大学 星陵キャンパス 星陵会館・星陵オーディトリアム |
世話人 :本橋 ほづみ(東北大学加齢医学研究所) |
プログラム (PDFファイル)
6月8日(土)
8:50~9:00 開会の挨拶 世話人:本橋 ほづみ(東北大学 加齢医学研究所)
9:00~10:30 セッション1 座長:久下 周左(東北医科薬科大学 薬学部)
O-1.Structure aided molecular design of staphylococcal pore-forming toxin
○Nouran Ghanem1, Natsuki Kanagami1, Kein Takeda2, Takashi Matsui3, Tomohisa Ogawa1, Jun Kaneko2, Yoshikazu Tanaka1
1Graduate School of Life Sciences, Tohoku University, 2Graduate School of Agricultural Science, Tohoku University, 3Kitasato University
O-2.蛋白質結晶中の空隙へのゲスト蛋白質包摂手法の開発
○橋本 翼1、松井 崇2、小川 智久1、田中 良和1
1東北大学大学院生命科学研究科、2北里大学大学院理学研究科
O-3. 転写制御及び抗体遺伝子多様化におけるヒストンバリアントH2A.Z アセチル化修飾の寄与
○伊藤 汰凱1、高橋 大輔1、日下部 将之2、原田 昌彦1
1東北大学 大学院農学研究科、2神戸大学 バイオシグナル総合研究センター
O-4.ヒストンH3.3のヒストンシャペロンHIRA複合体の機能活性にはHIRAの三量体形成が必須である
○佐藤 優花里1、千田 俊哉2
1東北大学 大学院生命科学研究科、2高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 構造生物学研究センター
O-5.tRNAエンドヌクレアーゼVms1による新生ポリペプチド鎖の品質管理とミトコンドリア恒常性の維持機構
○井澤 俊明1,3,4、Ting Su4、Sae-Hun Park3、Matthias Thoms4、山下 由衣2,4、Jingdong Cheng4,Otto Berninghausen4、F. Ulrich Hartl3、稲田 利文1、Walter Neupert3,4、Roland Beckmann4
1東北大学大学院薬学研究科、2北海道大学大学院農学研究科、 3Max-Planck-Institute of Biochemistry、4University of Munich
O-6.3’UTRにおける新規翻訳開始機構の解析
○信田 理沙1、佐藤 光紗希1、橋本 怜史1、鳥海 靖人1、須藤 大貴1、町田 幸大2、 今高 寛晃2、稲田 利文1
1東北大学 大学院薬学研究科、2兵庫県立大学 大学院工学研究科
10:30~10:45 コーヒーブレイク
10:45~12:15 セッション2 座長:森口 尚(東北医科薬科大学 医学部)
O-7.小胞体ストレス応答におけるリボソームユビキチン化の新規機能
○松木 泰子1、松尾 芳隆1、岩崎 信太郎2,5、横尾 秀幸1、中野 裕1、宇田川 剛1、佐伯 泰3、吉久 徹4、田中 啓二3、Nicholas T. Ingolia5、稲田 利文1
1東北大学 大学院薬学研究科、2理化学研究所、3東京都医学総合研究所、4兵庫県立大学 大学院生命理学研究科、5Department of Molecular and Cell Biology, University of California
O-8.多段階ユビキチン化反応が機能不全リボソームの分解を誘導する
○杉山 誉人、加藤 海輝、池内 健、李 思涵、市村 淳、松尾 芳隆、稲田 利文
東北大学大学院薬学研究科
O-9.Regulatory mechanisms of primary ciliary resorption and cell cycle progression by MAST4 protein
○Sara Ebrahimi Azar, Kensuke Sakaji, Takeya Sato, Masaki Saito
Dept. Mol. Pharmacol., Tohoku Univ., Grad. Sch. Med.
O-10.一次繊毛形成に関与するRabの網羅的スクリーニング
○奥山 幸生、小口 舞、本間 悠太、福田 光則
東北大学 生命科学研究科 膜輸送機構解析分野
O-11.久慈産琥珀抽出エキスに見出されたメラニン産生抑制活性とコラーゲン産生促進活性
○鈴木 聡1、阿部 純平2、白井 誠之 2、木村 賢一2
1(株)実正・統括本部、2岩手大学大学院 総合科学研究科
O-12.マウス di-N-acetylchitobiase の発現と酵素としての特性解析
○大野 美紗
岩手大学 農学部応用生物化学科
12:15~14:00 昼食&ポスター
12:30~13:15 評議員会
14:00~15:00 特別企画 北海道支部セッション 座長:久場 敬司(秋田大学 大学院医学系研究科)
免疫受容体のリガンド認識機構の解明
○古川 敦
北海道大学 大学院薬学研究院 生体分子機能学研究室
Caポンプの素過程分子解剖学:部位特異的変異、速度論、および中間体・遷移状態捕捉による構造-機能連関解明
○鈴木 裕
旭川医科大学 医学部 生化学講座 機能分子科学分野
15:00~16:00 セッション3 座長:安田 純(宮城県立がんセンター)
O-13.食道扁平上皮がんにおける後天的Keap1欠失の影響
○堀内 真、田口 恵子、山本 雅之
東北大学 大学院医学系研究科 医化学分野
O-14.非小細胞肺がんにおけるエンハンサーリモデリングによるNRF2-NOTCH3経路の活性化と幹細胞性への貢献
○岡崎 慶斗1、安澤 隼人2、北村 大志1、小野寺 好明3、Md. Morshedul Alam1、松丸 大輔1、太田 奈緒1、桜田 晃4、岡田 克典4、勝岡 史城5、山本 雅之5,6、鈴木 貴7、木下 賢吾2,5、関根 弘樹1、本橋 ほづみ1
1東北大・加齢研・遺伝子発現制御、2東北大・院情報・生命情報システム科学、 3東北大・院医・病理診断学、4東北大・加齢研・呼吸器外科、5東北大・東北メディカルメガバンク機構・ゲノム解析、6東北大・院医・医化学、7東北大・院医・病理検査学
O-15.癌関連マクロファージの産生するMMP9が癌浸潤を促進するメカニズムについて
○伊藤 剛、中村 華子、佐々木 裕都、田中 正光
秋田大学大学院医学系研究科 分子生化学講座
O-16.がん細胞における染色体整列の遅延が染色体分配異常を引き起こす機構
○國安 絹枝、家村 顕自、田中 耕三
東北大学 加齢医学研究所 分子腫瘍学研究分野
16:00~16:15 コーヒーブレイク
16:15~17:55 特別講演 座長:本橋 ほづみ(東北大学 加齢医学研究所)
栄養シグナルとステムネス
○平尾 敦
金沢大学がん進展制御研究所/金沢大学WPIナノ生命科学研究所
オートファジーの膜動態と生理機能
○水島 昇
東京大学 大学院医学系研究科
18:00~19:15(中締め) 懇親会
6月9日(日)
9:00~10:30 セッション4 座長:古山 和道(岩手医科大学 医学部)
O-17.ヒスタミン合成酵素レポーターマウスの樹立とリポ多糖刺激に応答して増加するヒスタミン合成酵素陽性好中球の同定
○高井 淳1、島田 昴志1、大津 浩2、山本 雅之3,4、上村 聡志1、森口 尚1
1東北医薬大・医・医化学、2適寿リハビリテーション病院、3東北大・院・医化学、4東北メディカルメガバンク機構
O-18.コレステロール生合成抑制経路を亢進させたネコ型マウスの作成
○三浦 舞音、片山 理恵子、山下 哲郎、宮崎 雅雄
岩手大学農学部
O-19.ショウジョウバエ腸管恒常性維持におけるtartan, capriciousの機能解析
○高山 倖輔、倉田 祥一朗、矢野 環
東北大・院薬・生命機能解析学分野
O-20.インシュリン様ペプチドDilp8はショウジョウバエ成虫原基における運命転換現象の新規制御因子である
○根本 和也、増子 恵太、布施 直之、倉田 祥一朗
東北大学 大学院薬学研究科
O-21.ヘム欠乏マウスは、AMPKシグナル低下を介して、骨格筋でのグリコーゲン合成異常が惹起され、インスリン抵抗性を発症する
斉藤 真一1,2、Koen von Wijk1、木村 朋寛1、尾崎 司3、岡野 聡1、山本 雅之4、浅尾 裕信3、Vincent Kelly5、高橋 究6、田中 徹6、中島 元夫6、○中島 修1
1山形大・医・メディカル研/遺伝情報解析学、2山形大・医・免疫学、3山形大・医・公衆衛生、4東北大院・医・医化学、5トリニティカレッジダブリン・生化学免疫学、6SBIファーマ
O-22.CCR4-NOT複合体によるAtg7依存性細胞死の阻害と心臓の恒常性維持
○山口 智和1、鈴木 享1、佐藤 輝紀1、高橋 明格2、山本 雅2、今井 由美子3、久場 敬司1
1秋田大学 大学院医学系研究科 分子機能学・代謝機能学講座、2沖縄科学技術大学院大学 細胞シグナルユニット、3国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
10:30~10:45 コーヒーブレイク
10:45~12:00 セッション5 座長:斎藤 芳郎(東北大学 大学院薬学研究科)
O-23.マウス線維芽細胞3T3-L1および白色脂肪細胞におけるヘパラン硫酸の役割について
○松澤 拓郎、吉川 雄朗、谷内 一彦
東北大学 大学院医学系研究科 機能薬理学分野
O-24.増殖因子刺激による活性酸素種産生性細胞内小胞の生成
○堤 良平
東北大学 大学院薬学研究科
O-25.ネコの個体識別に関わる揮発性のケミカルシグナル同定
○宮崎 雅雄
岩手大学農学部
O-26.トランス脂肪酸によるDNA損傷応答促進作用とその分子機構の解明
○平田 祐介、高橋 未来、井上 綾、野口 拓也、松沢 厚
東北大学 大学院薬学研究科 衛生化学分野
O-27.アルデヒド還元酵素(Akr1a)欠損マウスにおける持久力および運動時エネルギー代謝調節機構の解析
高橋 未来1、◯本間 拓二郎1、小林 翔1、石井 直樹1、文 潔1、中島 修2、藤井 順逸1
1山形大学大学院医学系研究科生化学分子生物学、2山形大学医学部遺伝子実験センター
12:00~12:10 奨励賞・優秀論文賞 表彰式
12:10~12:30 優秀論文賞 受賞講演 座長:倉田 祥一朗(東北大学 大学院薬学研究科)
ショウジョウバエ成虫原基の運命転換を制御するヘテロクロマチン制御
○増子 恵太、布施 直之、倉田 祥一朗
東北大学 大学院薬学研究科
12:30~13:00 奨励賞 受賞講演 座長:島 礼(宮城県立がんセンター研究所)
がんグルコース代謝の新コンセプトに基づいた治療戦略
○田沼 延公
宮城県立がんセンター研究所 がん薬物療法研究部
13:00~ 閉会の挨拶