活動の記録

日本生化学会東北支部

日本生化学会東北支部
第73回例会・シンポジウム

開催日時:2007年5月12日(土)
会場:東北大学医学部 艮陵会館

宮城県仙台市青葉区広瀬町3-34)
(TEL:022(227)2721  FAX:022(227)2725)

例会・シンポジウム: 参加費 無料
懇親会参加費:一般(3,500円)、大学院生・学部学生(無料)

例会
(一般演題:艮陵会館記念ホールにて)

シグナル伝達(午前9:30〜午前10:18シグナル伝達(午前9:30〜午前10:18

座長:山口壹範(宮城県立がんセンター研究所 生化学部)

1)PP2Cεの新規の機能:PP2Cεは小胞体上でセラミド輸送タンパク質を脱リン酸化する ○斉藤聡子1,2、河野美由紀3、熊谷圭悟3、花田賢太郎3、越後成志2、田村眞理1、小林孝安1 (1東北大・加齢研・遺伝子情報、2東北大・院歯・口腔外科、3国立感染症研・細胞科学)

2)マウス脳におけるCaMKIV活性は抗うつ薬の効果発現に必要である ○笠原二郎1、阪上洋行2、近藤尚武2、福永浩司1 (1東北大・院薬・薬理学、2東北大・院医・細胞組織学)

3)肥大心筋細胞における CaM キナーゼ II とカルシニューリン活性の不均衡は小胞体カルシウム放出の異常に関与する ○Ying Mei Lu、福永浩司 (東北大・院薬・薬理学)

4)ユビキチンリガーゼNIRFによる細胞周期制御機構 ○森 努、星京香、遠山ゆり子、高地英夫 (福島県立医科大・医・生化学)

休憩 (午前10:18〜午前10:28)

細胞の構造と機能(午前10:28〜午前11:04)

座長:惣宇利正善(山形大医学部 器官病態統御学講座)

5)Dronpa融合アクチンを用いた顕微鏡イメージングによるラメリポディア形成におけるコフィリンの機能解析 ○木内 泰、大橋一正、栗田宗一、水野健作 (東北大・院生命科学・情報伝達分子解析)

6)糖鎖によるインテグリンの機能調節 ○伊左治知弥、佐藤裕也、福田友彦、顧建国 (東北薬科大・分子生体膜研・細胞制御学)

7)発毛異常を示すHirosaki hairless ratにおける相同組み換えによるケラチン遺伝子群の80-Kbの欠失○七島直樹1,2、山田俊幸1、清水武史1、中野創3、秋田美季1、范洋1、葛西宏介4、土田成紀1 (1弘前大・院医・ゲノム生化、2弘前大・院保険・生体機能、3弘前大・院医・皮膚、4弘前大・院保健・病態解析)

酵素とホルモン(午前11:04〜午前11:28)

座長:小林孝安(東北大学 加齢医学研究所 遺伝子情報)

8)γーグルタミルカルボキシラーゼはビタミンK依存性タンパク質の分泌に必須である ○惣宇利正善、岩田宏紀、張偉光、一瀬白帝 (山形大・医・器官病態統御学)

9)  骨芽細胞における副甲状腺ホルモンによるアルカリフォスファターゼ活性亢進効果の作用機序の解析○川根徹也、堀内登 (奥羽大・歯・口腔機能分子生物学)

昼休み(午前11:30から午後1:00)

評議員・幹事合同会議(正午12:00〜午後1:00  艮陵会館2階大会議室にて)

細胞応答-1(午後1:00〜午後1:36)

座長:原田昌彦(東北大学大学院農学研究科 分子生物学)

10) サケ軟骨プロテオグリカンのEGF様作用に関する基礎検討    ○藤田紗耶花1、石川孝1、七島直樹1、高垣啓一2、中村敏也1 (1弘前大・院保健・生体機能、2弘前大・医・一生化)

11)PP2C活性化物質の探索と酵母や癌細胞のシグナル伝達系解析への利用 ○油井信弘1、斉藤圭一2、宮川都吉3、大西素子4、木村賢一1 (1岩手連大、2岩手大・院農、3広島大・院先端物質、4中部大・応用生物)

12) 遺伝子欠損マウスを用いたオキシトシン/オキシトシン受容体の体温調節機構に関する研究   ○笠原好之1、 高柳友紀2、河田照雄3、 井樋 慶一4、 西森克彦 (1東北大・院農・分子生物学、2自治医科大・神経脳生理学、3京都大・院農・食品分子機能学、4東北大・院情報科学・情報生物学)

細胞応答-2(午後1:36〜午後2:12)

座長:久保田美子(岩手医科大学医学部 生化学講座)

13) 赤血球の酸化傷害がもたらす自己抗体の生成 ○井内良仁、三上剛、岡田太、藤井順逸 (山形大・院医・生体分子機能学)

14) がん標的治療薬を目指した組換え型IgG様二重特異性抗体の構築と機能評価 ○浅野竜太郎、川口博子、生駒桂子、熊谷泉 (東北大・院工・バイオ工学)

15) シアリダーゼNeu4は神経細胞の分化を抑制する ○塩崎一弘、小関弘恵知、山口壹範、宮城妙子 (宮城県立がんセンター研・生化学、CREST・JST)

休憩(午後2:12〜午後2:22)

染色体と遺伝子発現調節(午後2:22〜午後3:10)

座長:浅野竜太郎(東北大学大学院工学研究科 タンパク質工学分野)

16) DNA修復タンパク質XRCC1の核内局在とリン酸化 ○久保田美子1、高浪タカ子1,2、東谷篤志2 、堀内三郎1 (1岩手医科大・医・生化学、2東北大・院生命科学、ゲノム継承システム)

17) 生殖腺特異的遺伝子Dmrt7の発現と機能解析 ○井上博昭、川又理樹、西森克彦 (東北大・院農・分子生物学)

18) ヒストンバリアントH2AZアイソフォームの同定と機能解析 ○松田涼1、堀哲也2、深川竜郎2、原田昌彦1 (1東北大・院農・分子生物学、2国立遺伝学研)

19) DNA損傷応答におけるTIP60ヒストンアセチル化酵素の役割○井倉正枝1、井倉毅1、田代聡2、五十嵐和彦(1東北大・院医・生物化学、2広島大・原爆放射線医科学研・細胞再生学)

Coffee break (午後3:10〜午後3:30)

生化学会東北支部奨励賞受賞講演(午後3:30〜午後4:00)>

座長:藤井 順逸(山形大学大学院医学系研究科 生体分子機能学)

大橋 一正(東北大学大学院生命科学研究科 情報伝達分子解析)

「MAPKAPK-2-mediated LIM-kinase activation is critical for VEGF-induced actin remodeling and cell migration.」

日本生化学会東北支部シンポジウム
「シグナル伝達研究の最新動向-細胞から個体レベル研究へ-」
シンポジウム(午後4:00〜午後6:00)(艮陵会館2階 記念ホール)

シンポジウム開会挨拶:支部長 田村 眞理


座長:水野 健作(東北大学大学院生命科学研究科 情報伝達分子解析)
内田 隆史(東北大学大学院農学研究科 分子酵素学)

○松本 邦弘 先生(名古屋大学大学院理学研究科生命理学)
「個体レベルにおけるMAPK関連因子とシグナル伝達;線虫から遺伝性疾患原因因子を探る」

○山本 雅之 先生(東北大学 医学系研究科医化学分野;科技機構戦略的創造研究推進事業「環境応答プロジェクト」)
「親電子性物質・活性酸素応答の分子メカニズム」

○鈴木 聡 先生(秋田大学医学部構造機能医学講座分子医科学分野)
「PTEN/P13キナーゼ経路による生体制御」

○高井 義美 先生(大阪大学大学院医学系研究科分子生物学)

○高井 義美 先生(大阪大学大学院医学系研究科分子生物学)

○高井 義美 先生(大阪大学大学院医学系研究科分子生物学)
「細胞の接着とシグナリング機構」

懇親会(午後6:00〜):艮陵会館一階ホールにて

懇親会参加費:一般(3,500円), 大学院生・学部学生(無料)