活動の記録

2012年10月1日-2015年9月30日
日本生化学会東北支部
  支部長  山 本 雅 之 
東北大学 医学系研究科 教授)
日本生化学会東北支部第79回例会・シンポジウム
日時:
   2013年5月11日(土)8:00~20:00
会場:
   例会・シンポジウム
   東北大学 さくらホール
   懇親会
   東北大学 レストラン萩 (参加費:3,000円 *学生無料)
時間行事会場
8:00受付開始さくらホール 2階
8:20- 8:30開会の辞(山本支部長)さくらホール 2階
8:30-11:00一般演題・口頭発表(演題番号 A-1~B-5; 10演題)さくらホール 2階
11:00-12:00一般演題・ポスター発表(演題番号P-1~P-21)さくらホール 1階
12:00-13:00休憩
12:00-13:00評議員会レストラン萩
13:00-15:30一般演題・口頭発表(演題番号C-1~D-6; 10演題)さくらホール 2階
15:30-15:45休憩
15:45-16:15東北支部奨励賞受賞講演さくらホール 2階
16:15-18:15シンポジウム(特別講演 2演題)さくらホール 2階
18:30-20:30懇親会レストラン萩

プログラム

8:20-8:30 開会の辞 
山本雅之(東北大院・医・医化学)

8:30-9:45 一般口演(A) 
座長:井ノ口仁一(東北薬大・分子生体膜研究所・機能病態分子学)

  • A-1)メカノセンシングに関与するRho-GEFとして同定したSOLO の機能解析
    ◯藤原佐知子、近藤洋志、増子寿弥、安彦日和、大橋一正、水野健作
    (東北大院・生命科学・情報伝達分子解析)
  • A-2)NDR2 によるRabin8 のリン酸化と一次繊毛形成における機能
    ○千葉秀平1、天貝佑太1、本間悠太1、福田光則2、水野健作1
    (1東北大院・生命科学・情報伝達分子解析、2東北大院・生命科学・膜輸送機構解析)
  • A-3)線虫C. elegansのγ-tubulin複合体新規構成因子の同定
    ○春田奈美1、住吉英輔1、本多優1、寺澤匡博2、戸谷美夏2、久保田幸彦1、杉本亜砂子
    1,2
    (1東北大院・生命科学・発生ダイナミクス、2理研CDB)
  • A-4)シアリダーゼNEU3によるWntシグナルを介した大腸がん細胞の造腫瘍能制御
    ○高橋耕太1、細野雅祐2、秦敬子1、和田正1、山口壹範3、仁田一雄2、宮城妙子1
    (1東北薬大・がん糖鎖制御、2分子認識、3宮城県立がんセ•研)
  • A-5)GOLPH3によるインテグリンの機能制御とその糖鎖変化
    ○伊左治知弥、福田友彦、顧建国
    (東北薬大・分子生体膜研究所)

9:45-11:00 一般口演(B)
座長:青木淳賢(東北大院・薬・分子細胞生化学)

  • B-1)N-ミリストイル化はPP2CαおよびPP2Cβの生理的基質の認識に必須である
    ○小林孝安、千田透子、安藤正勝、松木佑、枡悠太郎、永浦裕子、田村眞理
    (東北大・加齢研・遺伝子情報)
  • B-2)内分泌細胞の分泌顆粒形成におけるグラニンタンパク質の役割
    ◯穂坂正博1、暮地本宙己2、渡部剛2
    (1秋田県立大・応用生物科学科、2旭川医大・解剖学)
  • B-3)プリン受容体ヘテロ多量体形成の体内時計制御への関与
    ○鈴木登紀子、福澤啓睦、守屋孝洋、柴田重信
    (東北大院・薬・細胞情報薬学、早稲田大・先進理工学部)
  • B-4)細胞内型ホスホリパーゼA1の機能解析
    ○中永景太1、井上飛鳥1、青木淳賢1,2
    (1東北大院・薬・分子細胞生化学、2CREST・JST)
  • B-5)Glycerophosphocholine分解酵素NPP6の肝臓における生理的機能の解明
    ◯滝田浩之1、可野邦行1、植田浩史2、徳山英利2、青木淳賢1,3
    (1東北大院・薬・分子細胞生化学、2東北大院・薬・医薬製造化学、3CREST・JST)11東北大院・薬・薬理、2富山大院・医・臨床分子病態検査

11:00-12:00  ポスターセッション

  • P-1)ミクログリアの血液脳関門移行メカニズムの解析
    稲垣学人、○木元健寛、石川藍、田邉千晶、鄒鶤、劉俊俊、劉姝余、前田智司、駒野宏人
    (岩手医科大・薬・神経科学)2病態検査)
  • P-2)造血幹細胞・前駆細胞におけるKeap1-Nrf2制御系の役割の解明
    ○村上昌平1、本橋ほづみ2、山本雅之1
    (1東北大院・医・医化学、2東北大・加齢研・遺伝子発現制御)
  • P-3)ミトコンドリア機能維持におけるオートファジーの役割
    ○田中敦1、水島昇2
    (1山形大・医・メディカルサイエンス推進研究所・中央研究支援部門研究支援ユニット 2東京大院・医・分子生物学)
  • P-4)毛包器官培養法を用いたカキドオシ・エキスの発毛促進作用
    ○夏井美幸、喬志偉、小泉幸央、小代田宗一、杉山俊博
    (秋田大院・医・分子機能学・代謝機能学)
  • P-5)転写因子GATA2の尿細管特異的欠損マウスは尿濃縮障害を呈する
    ○Yu Lei、森口尚、相馬友和、高井淳、山本雅之
    (東北大院・医・医化学)保健・生体機能)
  • P-6)大腸菌の新規陰イオン輸送体の単離
    ○豊田隼斗1、小泉卓也1、浜本晋1、魚住信之1、井原邦夫2、斎藤浩美3、小林弘3
    (1東北大院・工、2名古屋大・遺伝子実験施設、3千葉大院・薬)
  • P-7)ミエロイド系細胞における酸化ストレス防御機構破綻ががん転移に及ぼす影響
    ○平本圭一郎、佐藤大希、鈴木隆史、山本雅之
    (東北大院・医・医化学)
  • P-8)血小板の低分子量GTP結合蛋白質活性の直接的評価
    ○白川龍太郎、矢尾板信裕、木村朋寛、堀内久徳
    (東北大・加齢研・基礎加齢研究)
  • P-9)LysoPSはGPR174を介してT細胞のIL-2産生を抑制する
    ◯新上雄司1、奥谷倫世1、石黒純1、北村一1、 井上飛鳥1、巻出久美子1,2、青木淳賢
    1,3
    (1東北大院・薬・分子細胞生化学、2さきがけ JST、3CREST JST)
  • P-10)3q21q26症候群におけるEVI1転写活性化と白血病発症の分子機構
    ○山㟢博未1,2、鈴木未来子1,2,3、加藤幸一郎1、清水律子2、James Douglas Engel4、山本雅之1
    (1東北大院・医・分子血液学、2東北大院・医・医化学、3RIセンター、4ミシガン大・医)
  • P-11)ヒト培養細胞を用いたノンストップmRNA品質管理機構の解析
    ○信田理沙、稲田利文
    (東北大院・薬・遺伝子制御薬学)
  • P-12)BACトランスジェニックマウスを用いた血球分化マスター転写因子GATA1の遺伝子発現制御機構の解析
    ○高井淳1、森口尚1、鈴木未来子1、大根田絹子2、山本雅之1
    (1東北大院・医・医化学、2高崎健康福祉大・薬)
  • P-13)膜タンパク質の結晶化・構造解析を支援するモノクローナル抗体作製技術の開発
    ○小笠原諭1,8、Simon Newstead2,7、小笠原かほり1,3,8、日野智也3,4、荒川孝俊3,5、寿野千代1,3、村田武士3,6、金子美華8、加藤幸成8、岩田想1,2,3
    (1京都大院・医、2Imperial College London、3JST・ERATO、4鳥取大院・工、5東京大院・農、6千葉大院・理、7University of Oxford、8東北大院・医)
  • P-14)生体防御におけるNrf2制御系とAdh3の協調作用の重要性
    ○後藤まき1,4,5、長谷場健2、鈴木教郎3、山本照子1、山本雅之4、本橋ほづみ5
    (1東北大院・歯・顎口腔矯正学、2日本医大・医・法医、3東北大院・医・新医学領域創生、4東北大院・医・医化学、5東北大・加齢研・遺伝子発現制御)
  • P-15)変異型イソクエン酸デヒドロゲナーゼに対する特異的抗体の開発
    ○金子美華、小笠原諭、加藤幸成
    (東北大院・地域イノベーション戦略支援プログラム)
  • P-16)脂肪酸結合蛋白質は黒質ドパミン神経細胞におけるαシヌクレイン凝集体形成を促進する
    ○塩田倫史、矢吹悌、小野里美咲、福永浩司
    (東北大院・薬・薬理学)
  • P-17)mRNA品質管理機構No-Go DecayにおけるE3ユビキチン化酵素Hel2の機能解析
    ◯池内健、稲田利文
    (東北大院・薬・遺伝子制御薬学)
  • P-18)ストレス応答に重要なKeap1とNrf2-DLG結合の熱力学及び速度論的解析
    ◯福富俊明1,2、山本雅之2
    (1東北大院・医・先進外科学、2東北大院・医・医化学)
  • P-19)低酸素応答系を介した腫瘍免疫抑制機構への影響
    ◯東條裕1、山本雅之2、一ノ瀬正和1、鈴木教郎3
    (1東北大院・医・呼吸器病態学、2医化学、3新医学領域創生)
  • P-20)Single Cell Analysis of the Keap1-Nrf2 Pathway
    ◯Liam Baird1,2、David Lleres1、 Sam Swift1、Albena T. Dinkova-Kostova1
    (1University of Dundee, UK、2東北大院・医・医化学)
  • P-21)セリン/スレオニンホスファターゼPP2Cεのゴルジ体局在タンパク質GCP60との機能連関
    ○篠田康晴1、福永浩司1、藤田宏介2、永浦裕子2、田村眞理2、小林孝安2
    (1東北大院・薬・薬理学、2東北大・加齢研・遺伝子情報)
  • P-22)染色体分配における核膜孔複合体構成因子Nup188の機能
    ○伊藤 剛、杉野史郎、池田真教、水口万裕美、菅野新一郎、Amin Mohammed Abdullahel、家村顕自、安井 明、広田 亨、田中耕三
    (東北大・加齢研・分子腫瘍学)
  • P-23)ブラジキニンB2受容体とATP/UTP受容体P2Y2の相互作用におけるB2受容体のN末端ドメインと糖鎖の役割
    ○川田彰彦、八嶋紗代、嶋﨑彩佳、三苫純也、中川哲人、東 秀好
    (東北薬大・分子生体膜研究所・生体膜情報学)

12:00-13:00    昼休み(評議員会 12:00-13:00 レストラン萩)


13:00-14:00 一般口演(C)
座長:清水律子(東北大院・医・分子血液学)

  • C-1)GATA1アミノ末端側亜鉛フィンガーによるDNA結合親和性調節機構が赤血球分化に果たす役割
    ○長谷川敦史1, 2、金子寛1、山本雅之2、清水律子1
    (1東北大院・医・分子血液学、2東北大院・医・医化学)
  • C-2)ショウジョウバエ腸管におけるグラム陽性菌に対する免疫応答機構の解析
    ○堀亜紀、倉石貴透、倉田祥一朗
    (東北大院・薬・生命機能解析学)
  • C-3)ラット胸腺樹状細胞に発現するNK細胞受容体Ly49s3の制御性T細胞分化における役割
    ○山田俊幸1、七島直樹1,2、清水武史1、土田成紀1
    (1弘前大院・医・ゲノム生化学、2弘前大院・保健学・生体機能)
  • C-4)非酵素部位である凝固第XIII因子Bサブユニットのフィブリン架橋反応における役割
    ○惣宇利正善、尾崎司、一瀬白帝
    (山形大・医・分子病態学)

14:00-15:30 一般口演(D)
座長:伊東健 (弘前大院・医・高度先進研究センター・分子生体防御学)

  • D-1)ペプチドグリカン認識タンパク質 (PGRP)-LEによる菌感染依存的なオートファジー誘導機構の解明
    ○村野聡、若林康介、白田陽一、矢野環、倉田祥一朗
    (東北大院・薬・生命機能解析学)
  • D-2)miRNA依存サイレンシング因子TNRC6によるmRNA分解と翻訳抑制機構の解析
    ◯牧野支保、三嶋雄一郎、井上邦夫、稲田利文
    (東北大院・薬・遺伝子制御薬学)
  • D-3)Nrf2依存的HO-1発現を制御するエンハンサー由来non-coding RNAsの解析
    ○丸山敦史、伊東健
    (弘前大院・医・高度先進研究センター・分子生体防御学)
  • D-4)Keap1-Nrf2システムによる膵β細胞保護作用
    ○柳下陽子1,5、宇留野晃1,2、福富俊明1,3、菅原明4、川村仁5、高橋哲5、山本雅之1,2
    (1東北大院・医・医化学、2創薬科学寄附講座、3移植再建内視鏡外科、4分子内分泌、5東北大院・歯・歯科顎口腔外科)
  • D-5)Peroxiredoxin 4 欠損マウスの肝臓は酸化的障害に対して脆弱である
    ○倉橋敏裕1、李在勇1、伊藤純一1、鍋島篤典2、山田壮亮2、白澤信行3、松岡悠太4、山田健一4、宮田 哲5、藤井 順逸1
    (1山形大・医・生化学分子生物学、2産業医大・第二病理学、3山形大・医・解剖学第一、4九州大院・薬・機能分子解析学、5神戸大院・医・内科学・大阪厚生年金病院内科)
  • D-6)転写制御におけるヒストンバリアントH2A.Zアイソフォームの機能解析
    ○日下部将之1、松田涼1、北村大志1、堀哲也2、深川竜郎2、原田昌彦1
    (1東北大院・農・分子生物学、2国立遺伝研・分子遺伝学)

15:30-15:45 コーヒーブレイク


15:45-16:15 生化学会東北支部奨励賞受賞者講演
座長:高井俊行(東北大・加齢研・遺伝子導入研究)

免疫抑制性受容体PIR-Bのリガンド認識様式と免疫調節機構に関する研究
遠藤章太(東北大・加齢研・遺伝子導入研究)


16:15-18:15 特別講演

特別講演(1)16:15-17:15
座長:本橋ほづみ(東北大・加齢研・遺伝子発現制御)
オートファジーとKeap1-Nrf2制御系の接点:その生理的意義と病態生理
小松雅明(東京都医学総合研究所)

特別講演(2)17:15-18:15
座長:山本雅之(東北大院・医・医化学)
Klothoによって紡がれた生命の糸を解きほぐす
鍋島陽一(京都大学名誉教授、先端医療センター研究開発部門)


18:15-18:20 閉会の辞
杉山俊博(秋田大院・分子機能学・代謝機能学)

18:30-    懇親会
東北大学 レストラン萩 (参加費:3,000円 *学生無料)