活動の記録

2012年10月1日-2015年9月30日
日本生化学会東北支部
  支部長  山 本 雅 之 
(東北大学 大学院医学系研究科 医化学分野 教授)
日本生化学会東北支部第80回例会・シンポジウム
日時:2014年5月10日(土)8:50~20:00
会場:アキタパークホテル
世話人:高橋砂織(秋田県総食研)、穂坂正博(秋田県立大)

プログラム

8:50-9:00 開会の辞 

9:00-10:00 一般口演(O-1~O-4)
座長:後藤 猛(秋田大院・工学資源)

  • O-1) 生体の低酸素病態をイメージングするプローブの開発:高輝度改良体BTPDMの検証 ○寺田幹1、吉原利忠2、飛田成史2、穂坂正博1(1秋田県大・生物資源科学、2群馬大院・理工)
  • O-2)内分泌細胞の分泌顆粒に局在するセクレトグラニンIIIの役割 ○前田佳紀1、暮地本宙己2、渡部剛2、穂坂正博1(1秋田県大・生物資源科学、2旭川医大・解剖)
    (1東北大院・生命科学・情報伝達分子解析、2東北大院・生命科学・膜輸送機構解析)
  • O-3)ハタハタ精巣型乳酸脱水素酵素の活性温度依存性 ○菅原琴美1、中川瑞希2、米澤美香2、涌井秀樹2、布村渉2,3(1秋田大・工学資源・生命化学、2秋田大院・工学資源・生命科学、3秋田大院・環資研)
    (1東北大院・生命科学・発生ダイナミクス、2理研CDB)
  • O-4) リポタンパク質プロファイル評価による新規脂質異常症改善薬評価系の構築 ○畠恵司1、岩間由香2、木村文子2、中川志穂2、三浦瑞穂2、戸嶋彦2、高橋純一郎2(1秋田県総食研、2(株)スカイライト・バイオテック)

10:00-11:00 一般口演(O-5~O-8)
座長:小林正之(秋田県大・生物資源科学)

  • O-5) 昆虫細胞発現系を用いたヒトアンギオテンシン変換酵素2の生産 ○宮脇舞1、高栖智明2、横田早希1、韮澤悟3、高橋砂織4、後
  • O-6) 原核微生物由来D-アスパラギン酸エンドペプチダーゼ paenidase(パエニダーゼ)ホモローグの構造と活性 ○韮澤悟1、高橋砂織2(1国際農研、2秋田県総食研)
  • O-7) 弘前ヘアレスラット脾臓での濾胞性ヘルパーT細胞の分化異常と胸腺内CD4+CD8+細胞でのレチノイン酸結合タンパク質遺伝子および受容体遺伝子の発現異常 ○山田俊幸1、七島直樹1,2、清水武史1、土田成紀1(1弘前大院・医・ゲノム生化学、2弘前大院・保健・生体機能)
    (東北大院・薬・細胞情報薬学、早稲田大・先進理工学部)
  • O-8) Ppp6c遺伝子欠損は、マウス皮膚腫瘍形成を促進する 林克剛1,2、小河穂波3、岸本綾子3、加藤浩之1,2、田沼延公1,2、渡邊利雄3、○島礼1,2(1宮城県がんセ・研・がん薬物療法、2東北大院・医・がん分子制御、3奈良女子大院・人間文化)

11:00-12:00 ポスターセッション

11:00-11:30 ポスターディスカッション
・各ポスターを5分で説明
・ディスカッションリーダー
 P-1~P-5  森口 尚(東北大院・医)
 P-6~P-10 福島 淳(秋田県立大・生物資源)
 P-11~P-15 佐京智子(岩手医大・薬)
 P-16~P-20 杉山晶規(岩手医大・薬)

  • P-1) 内在性トランスポゾンによる麹菌変異株の麹酵素活性と味噌醸造適性 ○小笠原博信1、渡辺隆幸1、佐藤勉2、今野宏2、高橋砂織1、五味勝也3(1秋田県総食研、2秋田今野商店、3東北大院・農・生物産業創成)
  • P-2) Adh3とNrf2によるGSH依存的な協調作用 ○後藤まき1,2,5、北村大志1、澤智裕3、赤池孝章3、長谷場健4、秋元敏雄4、山本照子2、山本雅之5、本橋ほづみ1(1東北大・加齢研・遺伝子発現制御、2東北大院・歯・顎口腔矯正、3東北大院・医・環境保健医学、4日本医大・医・法医、5東北大院・医・医化学)
  • P-3) 肝毒性物質に応答した肝保護にはたらくNrf2の役割 ○田口恵子1,2、本橋ほづみ1、山本雅之2(1東北大・加齢研・遺伝子発現制御、2東北大院・医・医化学)
  • P-4) ヒトIL-6遺伝子BAC(大腸菌人工染色体)レポーターマウスを用いたin vivoイメージングによる炎症状態モニターリングシステムの開発 高井淳1、○林真貴子1、于磊1、本橋ほづみ2、森口尚1、山本雅之1(1東北大院・医・医化学、2東北大・加齢研・遺伝子発現制御)
  • P-5) 酵母ユビキチンリガーゼRsp5変異株のストレス感受性を利用した2種のスクリーニング系の比較 ○渡部涼1、上杉祥太2、渡辺大輔3、川村悠実1、高木博史3、木村賢一1(1岩手大院・農、2岩手大院・連合農、3奈良先端大・バイオ)
  • P-6) Doxorubicin耐性K562細胞を用いたグアニンヌクレオチド交換タンパク質(guanine nucleotide-exchange protein; GEP)のP-糖タンパク質発現における役割の検討3 ○蓬田伸1、染谷明正2、菅野秀一1、冨澤亜也子1、長岡功2、石川正明1(1東北薬大・薬物治療、2順天堂大院・医・生化・生体防御)
  • P-7) インテグリンα2β1のノックダウンによる気道ムチンMUC5AC産生への影響 ○伊藤佑歩1、岩下淳1、木村大地2、村田純1(1秋田県大院・生物資源科学、2秋田県大・生物資源科学・応用生物)
  • P-8) マウスES細胞の分化過程において出現するホメオティック遺伝子Egam1Cの発現細胞系列を特定する 斎藤耕一、○野中愛純、佐藤梓織、佐藤由貴、菊地貴裕、小林正之(秋田県大院・生物資源科学)
  • P-9) マウスEGAM1ホメオタンパク質群をコードする遺伝子のプロモーター解析 斎藤耕一、○菊地貴裕、福島淳、佐藤梓織、佐藤由貴、野中愛純、小林正之(秋田県大院・生物資源科学)
  • P-10) 新規鉄酸化細菌のゲノム構造と代謝様式 ○福島淳、東條ふゆみ、小林弥生、浅野亮樹、志村洋一郎、岡野邦宏、宮田直幸(秋田県大・生物資源科学)
  • P-11) Treponemadenticola メチオニンγ-リアーゼの酵素活性測定と結晶化の検討 ○佐藤裕也、毛塚雄一郎、野中孝昌(岩手医大・薬・構造生物)
  • P-12) HeLa融合細胞(CGL1及びCGL4)からのエクソソーム分泌の検討 ○澤田栞、奈良場博昭、佐京智子、川口未央、北川隆之(岩手医大・薬・細胞病態生物学)
  • P-13) ラットザイモサン胸膜炎モデルにおけるエクソソームの検出 ○鈴木隆宏、大坊拓、柴田健太郎、奈良場博昭、佐京智子、川口未央、北川隆之(岩手医大・薬・細胞病態生物学)
  • P-14) Caco-2細胞におけるGSK-3阻害剤のGLUT3発現抑制と細胞増殖制御 ○三浦佳奈子、佐々木かな恵、佐京智子、川口未央、奈良場博昭、北川隆之(岩手医大・薬・細胞病態生物学)
  • P-15) メタボリックシンドロームモデルラットの特性解析とDNAメチル化解析のための腎糸球体内皮細胞の分取 ○小泉友輝、三浦陽香里、川崎靖、千葉侑希、米澤正、杉山晶規、名取泰博(岩手医大・薬・衛生化学)
  • P-16) 腎がん治療薬によるオートファジー誘導と細胞膜タンパク質CRIM-1の発現変化 ○田沼孝仁1、秋浜沙織1、杉山晶規1、菊池彩菜1、小笠原信敬1、川崎靖1、米澤正1、宮城洋平2、名取泰博1(1岩手医大・薬・衛生化学、2神奈川がんセ・臨床研・がん分子病態)
  • P-17) 細胞膜タンパク質CRIM-1の細胞内ドメイン結合因子の探索と機能解析 ○菊池彩菜1、杉山晶規1、田沼孝仁1、秋浜沙織1、寺澤徹1、千葉まなみ1、島礼奈1、北田正美1、柏崎郁美1、石田舞1、工藤有未1、川崎靖1、米澤正1、宮城洋平2、高橋悟3、名取泰博1(1岩手医大・薬・衛生化学、2神奈川がんセ・臨床研・がん分子病態、3武庫川女子大・薬・免疫生物)
  • P-18)小胞体ストレス誘導タンパク質Herpのユビキチン非依存プロテアソーム分解機構解析 ○阿部ちひろ、鄒鶤、藤田融、劉俊俊、劉姝余、前田智司、駒野宏人(岩手医大・薬・神経科学)
  • P-19) 小胞体ストレス誘導タンパク質Herpの分解機構の解析 ○七木田理乃、鄒鶤、藤田融、劉俊俊、劉姝余、前田智司、駒野宏人(岩手医大・薬・神経科学)
  • P-20) 飢餓および加齢に伴う線虫腸細胞内膜構造の動的変動の観察 ○上川原麻弥1、鈴木成惇1、錦織健児1、丹治貴博1、松浦絵里2、小笠原勝利2、石田欣二2、遠山稿二郎2、白石博久1、大橋綾子1(1岩手医大・薬・生体防御学講座、2岩手医大・医歯薬総合研・超微形態科学)

13:00-14:00  一般口演(O-9 ~ O-12)
 座長:鈴木未来子(東北大院・医・RI)

  • O-9) Keap1-Nrf2システムは糖尿病発症を抑制する ○宇留野晃1、古澤裕樹1,2、柳下陽子1、福富俊明1、山本雅之1(1東北大院・医・医化学、2持田製薬(株)・創薬研)
  • O-10) Keap1-Nrf2制御系の造血幹細胞における役割の解明 ○村上昌平1、山本雅之2、本橋ほづみ1(1東北大・加齢研・遺伝子発現制御、2東北大院・医・医化学)
  • O-11) 転写因子Nrf2の遺伝子発現量の重要性 ○鈴木隆史1、柴田龍弘2、高屋快1、本橋ほづみ3、山本雅之1(1東北大院・医・医化学、2国立がん研究セ・がんゲノム、3東北大・加齢研・遺伝子発現制御)
    O-12) 転写因子GATA2の腎尿細管細胞での生理機能 Yu Lei、相馬友和、山本雅之、○森口尚(東北大院・医・医化学)

14:00-15:00 一般口演(O-13~O-16)
 座長:前田智司(岩手医大・薬・神経科学)

  • O-13) 凝固第XIII因子Bサブユニットとフィブリノゲンとの相互作用部位 ○惣宇利正善、尾崎司、一瀬白帝(山形大・医・分子病態)
  • O-14) 臓器の線維化における細胞外基質タンパク質の酸化的折畳み機構に関する研究 ○倉橋敏裕1、西田隼1,3、齋藤由香1、李在勇1、鍋島篤典2、山田壮亮2、冨田善彦3、宮田哲4、高尾敏文5、藤井順逸1(1山形大院・医・生化分子生物、2産業医大・第二病理、3山形大・医・腎泌尿器外科、4大阪厚生年金病院・内科、5大阪大・蛋白研)
  • O-15) ドパミンD2受容体longアイソフォームの細胞内活性化機構の解析 ○塩田倫史、福永浩司(東北大院・薬学・薬理学)
  • O-16) ドパミン神経細胞において脂肪酸結合蛋白質FABP3はαシヌクレイン多量体形成を促進する ○小野里美咲1、塩田倫史1、矢吹悌1、大和田祐二2、福永浩司1(1東北大院・薬学・薬理学、2山口大院・医・器官解剖学)

15:00-15:15 休憩

15:15-15:45 日本生化学会東北支部奨励賞受賞講演
 座長:山本雅之(東北大院・医・医化学)
多角的視点からの低分子二重特異性がん治療抗体の高機能化デザイン
浅野竜太郎(東北大院・工・バイオ工学)

15:45-16:15 日本生化学会東北支部優秀論文賞受賞講演
 座長:山本雅之(東北大院・医・医化学)
胎児期におけるエリスロポエチン産生機構の解析
平野育生(東北大院・医・医化学)

16:15-18:15 シンポジウム
「細胞内輸送機構とその破綻がもたらす病態」

特別講演(1)16:15-17:15
 座長:岡野桂樹(秋田県立大・生物資源科学)
メンブレントラフィックスと共役する多様な細胞機能の調節
中山和久(京都大院・薬・生体情報)

特別講演(2)17:15-18:15
 座長:穂坂正博(秋田県立大・生物資源科学)
イノシトールリン脂質代謝による生体調節
佐々木雄彦(秋田大院・医・微生物)

18:15~18:20 閉会の辞

18:30~ 懇親会(アキタパークホテル2階ゴールデンルーム)